2025/10/29
現場便り高気密高断熱
湿気の多い地域での基礎断熱
9月に上棟した亀岡市の注文住宅の現場が順調に進んでおります。現在は断熱材グラスウールのブローイングも終わり、次回の天井断熱に向けて順次進んでおります。
亀岡市は京都府の中央部に位置する四方を山に囲まれた盆地で、霧が頻繁に発生し湿気の多い地域でもあります。そのため亀岡での建築の際は足元の断熱を基礎内断熱工法にさせて頂いております。

通常の床断熱の場合は基礎の間にパッキンを入れ通気させるのですが、亀岡は湿気が多い為できる限り屋外の湿気を室内に取り入れず乾燥状態を保つ方が良いと考えています。
基礎の立上りや基礎の底部にも断熱を施工していきます。大工さんや弊社のスタッフなど皆で協力し、屋外から1mの所までは100㎜、それ以外は50㎜と前面に施工していきます。
水道業者さんは基礎の中に給排水の配管を施工するので、支えを設置する為に一部撤去された断熱材の部分は断熱欠損がないようにウレタンを吹きます。

最終は床下に24時間換気の排気口も設けて、湿気がこもらないように空気を動かしていきます。
現場は日々進んでおりブログが追いつきませんが、引き続き現場のレポートをさせて頂きます。楽しみにしていただければ幸いです。
京都市西京区で【耐震・断熱・気密・換気にこだわった注文住宅】を建てさせて頂いている
原田恵美がお届け致しました。

