2025/11/05
現場便り高気密高断熱リフォーム・リノベーション
リノベーションだからこその工夫
断熱気密のリノベーション現場は最終段階に入らせて頂いています。高断熱高気密住宅にするには細かな気密処理が必要なのですが、新築の場合は気密をしっかり取れるように社内のルールがあります。しかしリノベーションは新築とは違い、その住宅ごとに状況が違うためイレギュラーな対応が必要となります。
ココチ自慢の職人技
今回、ぜひ見ていただきたいのは分電盤です。2階建て住宅の1階部分の3/4程度を断熱気密化を行いリノベーションさせて頂いています。一般的な住宅では1階に分電盤がありますが、2階建ての場合は1階と2階は断熱気密エリア内なので、分電盤は屋外に面している壁以外に設ける場合は普通に配線をすれば問題はないです。

南十本とある電気の配線を気密シートに穴をあけるとシートがボロボロになってしまい気密とは程遠い結果になる為、気密シートの前に合板を設けて出来るだけ気密がとれやすいように配線の本数も2本程度にしてもらいました
大工さんは配線の気密処理がしやすいように合板も二分割にしてくれました
配線穴の気密処理を上部からしっかり行えるようにする為の配慮です

このような現場チームの細かな配慮のお陰があってこそ高断熱高気密化が実現できています。皆さんに是非ご紹介させて頂きたかったココチの自慢の職人技です。
現場に行くと職人さんたちの断熱気密のために工夫してくれた職人技を見ることができ嬉しくなるので現場通いがやめられません。
京都市西京区で【耐震・断熱・気密・換気にこだわった注文住宅】を建てさせて頂いている
原田恵美がお届け致しました。

