2025/09/07
現場便りリフォーム・リノベーション
リノベに学ぶ事
新たなリノベーション現場で解体作業が進んでいます。
昔ながらの伝統工法で建てられた本当に立派なお家で、柱の間に竹小舞と呼ばれる壁の下地が使われていました。竹小舞とは割った竹を丁寧に手作業で編んでいく壁下地のことです。その上に左官屋さんが土壁を何重にも塗り重ねて、1年以上かけて仕上げられたお家だそうです。

梁も柱も立派な材料で作られています。
家の役割とは?
年数は経っているものの丁寧に作られたお家が解体される様子を見ていて、良いお家でもお施主様は寒さを改善したいとリノベーションを決断された事を考えていました。
家の役割って難しいな
私に家の役割とは?
と黙って問われているような時間でした。
触感、素材感、高級感、和風、洋風、テイスト感性に訴えてくれる素敵な物がお家の中にも沢山ありますが。暖かくて涼しくて快適があってこそ感性に訴えかけてくるものが輝きを放つのかもしれません。家づくりって奥がほんとに深いです
京都市西京区で【耐震・断熱・気密・換気にこだわった注文住宅】を建てさせて頂いている
原田恵美がお届け致しました。